「そうだ！そうだ！」と多くの人が同じ方向を向いている時、僕は特に注意しなければと思います。
例えば、今の岸田政権が分かりやすいでしょう。
増税、LGBT法案、マイナカードなどやっていることが誰の目からも明らかにおかしい。
立憲民主党など野党の政治家たちが反対するだけではなく、自民党の人たちも反対をしています。特にLGBT法案は自民党内で賛成よりも反対の方が多かったにも関わらず、無理やり進められました。
自民党内での反発や離党、支援していた人が離れていき、党内は非常に良くない状態だそうです。
今まで不祥事があったときはどうしていたのでしょう。
僕が知る限り、不祥事が起こったときは大抵、芸能人のスキャンダルで覆い被せていたような気がします。通したい法案があるときも同じくです。17時ちょっと過ぎた頃に法案を可決し、その後に芸能人スキャンダルを話題にすることで、翌日のニュースは芸能人スキャンダル一色になるそうです。ひたすら吉本の芸人が叩かれていた時何があったんでしょうか。
しかし、今回は何も隠すことなくオープンになっています。
何故、今までと同じように隠さないのでしょうか？
僕はそれが非常に気になります。
あらわになる。という言葉があります。
「今まで覆いかぶされていたものが、はっきりそれを知れるようになる。」という意味ですが、今の状態は自然にそうなったのか、意図的にそうなったのか、どちらでしょうか。
吹っ切れた。という言葉があります。
「はれものが切れさけて、うみが出る。更に広く、わだかまり等が一度に発散し、気持がよくなる。」という意味です。
最後の「発散し、気持ちが良くなる」かどうかは今後次第ですが、今の状態が自然に起こったものでなければ、吹っ切れることはないでしょう。
今の体制が崩れそうだと思ったらどうするでしょう？
立て直す。どうやって？
1つは新しい勢力が現れて、その勢力が次の政権となることです。しかし、今のところそのような雰囲気はありません。そしてこれはある意味で自然な流れです。ところで今の世の中の大きな出来事に自然なものってあるのでしょうか。
1つは今のシステムを辞めてしまう方法です。国じゃなくてEUとかでまとめてしまう。もっと規模の大きいことなのでイメージはしにくいですが、これには世界が同じ状況で同じ方向を向いている必要があると思います。
もう1つは、自分で潰して、新たに作るです。中華料理のチェーン店の業績が悪く、今パスタなどの洋食のファミレスが流行っていた場合、オーナーは中華料理を数店舗閉店して洋食のファミレスを始めるでしょう。ニュースはこうです。「大手中華料理チェーンの◯◯が業績悪化のため◯店舗閉店」そして少し経った頃に「新しく洋食屋さんが都内でオープンします！」と発表します。元々中華料理屋だった場所を使って。
人々は「中華料理あった場所に新しく洋食屋出来てるわ。」と思うわけですが、オーナーが同じだとは思いません。
今やろうとしているのはこれなんじゃないでしょうか？
隠さずオープンに、堂々と良くないことばかりしているのは潰れてもいいからじゃないでしょうか。
「岸田政権はダメだ！」という民衆の声を増やしながら、注意をそこに向けさせ、中華から洋食へ従業員も含めてスライドする。新しいグループを作る。
不祥事を隠していたときは、その隠した行動に気づかない人と気づく人でしたが、今はその不祥事がオープンなので、気づいている人ばかりです。
みんな同じ方向を向いてるときこそ注意が必要です。
隠そうと思ったらいくらでも隠せることを堂々とオープンにしていることを隠せていないので“衰退”とも考えられるでしょうが、“戦略”という観点も捨て去るべきではないでしょう。
なぜなら、もしこれが“戦略”だった場合、良かれと思って正義で動いた人たちの行動は結局今までの政権を指示することになるのですから。
名前だけ変わって何も変わらない、もしくは益々悪くなるわけです。
すごく難しい局面に立っていると思います。
誰が敵で味方かわからないような、味方だけど本人の意識していない部分で思考は操られている可能性もあるでしょう。デモって操られた行動のように思います。
みんな同じ方向を向いてるときこそ注意が必要です。
「こんなヒドイことを！」ではなく、冷静に自分で色んな可能性を考える。
色んな可能性があり得ることを理解しておく必要があります。
全部が悪いわけじゃない場合もあります。良い部分もあるでしょう。
何が良くて、何が悪いのかを考えてみる必要があります。
「◯◯は悪！」の一辺倒では、おそらく思う壺になるでしょう。
化粧品研究者こまっきー
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