化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

桜に合わせて花見する。

この時期になると「週末に花見するねんけど、前日雨やねん。大丈夫かな。」とソワソワする人は多いと思います。
関西では、この週末は曇りと雨の予報が出ており、雨が降ると桜は散ってしまいます。

僕は前から、天気に合わせて仕事をするのはどうかと考えています。
営業の仕事をしていたときに「大雨の時にはお客さんが少ないから話を聞いてくれる。だから、飛び込み行って来い。」と上司に言われて膝から下がビチョビチョの状態で飛び込み営業をしたことがあります。
今思えば、いくらお店に人がいなくても、そんな格好で入ってこられたら迷惑だと思うのですが、当時は雨の日こそアタックチャンス!と飛び込み営業をさせられていました。

お店側だけじゃなく、本人も最悪な日となります。
僕が大雨の日に飛び込み営業をしたのは、10月の半ばでまだ寒くなかったから良かったものの、寒いと自ら風邪を引きに行っているようなものです。ビチョビチョのまま1日を過ごし、その後体調を崩しかねないことを、わざわざしに行くというのはおかしな話です。

雨の日は、営業マンもアポがなければ一日営業所で事務作業をすればいいと思うのです。
営業マンは机の上がぐちゃぐちゃなことが多く、最近はパソコンの中にそれらが収まっているので、机の上は片付いていてもパソコンの中がグチャグチャだったりと、まるで整理出来ていません。整理できていないということは、自分の体験したことがまとめられていないので、成功体験を活かすことは出来ず、同じ失敗を繰り返してしまいます。
また、整理されていない状態では、新たな考えをする余裕もないので、アイデアも浮かばなくなります。
雨の日は雨を言い訳に外勤せずに整理整頓をする絶好のチャンスです。

台風の日は家に要るべきだと思います。
電車が動く限り働きに行くのではなく、身の危険が迫っているならば、目先の仕事よりも生活の備蓄が優先です。ライフラインが止まった場合のことを考えて、その日は仕事に行かずに台風が来る前に買い出しに行っておくなどの準備するべきです。大抵の場合、台風における被害はそこまでなくとも、やはり準備は各家庭ごとに必要です。

最近は交通機関サイドから運休が早めに決定されるので、これは良かったなと思います。交通機関が止まるなら、それまでに帰らないといけません。
交通機関の早めの決定がなければ、今でもいつまでも台風の中でも仕事をしていたことでしょう。

経済を活性化させるには、会社を元気にするには、まずはそこにいる人が元気である必要があります。そこで働いている人が健康である必要があります。

日々こなさなくてはならない作業がスムーズに進むのも、新しいアイデアが浮かぶのも、会社に勤める人が健康で元気でないと出来ないことです。
健康であるからこそ、活発的に動けて、あれこれ考えることが出来ます。

雨の日や梅雨の日に頭痛を起こす方がいるように、天気の変化は体調に支障をきたします。
気温の変化でも、暖かくなれば熱によって花粉症や肌荒れが起こります。
分かりやすい症状はなくとも、皆少しは影響されます。その頭痛などの症状を誤魔化し続ければ、誤魔化した分のツケは必ず返ってきます。

1人の人間で考えても、社会や会社規模で考えても、健康でいることは一番に念頭に置くべきです。
健康でいることの第一条件に、気候を気にして、気候に合わせて生活する必要があります。

交通機関が早めの決定をしないと台風の中でも平気で仕事をするように、根強い文化を変えるには、他にも何かキッカケが必要です。

そこで、花見です。
週末に花見の予定をしていても、その日が雨だったら花見中止です。
今年の花見は無しです。

「日本の花といえば?」と聞かれて、僕たちが声を揃えて言うであろう、桜。
その桜の満開時期は非常に短く、満開時期と雨の日と週末は被ることが多いので、花見中止確率は結構高いのではないでしょうか。

健康のためには、気候の変化に合わせて生活することが大切で、雨の日の飛び込み営業はまだまだ無くならなくても、そのキッカケづくりの1つに花見はいいんじゃないでしょうか。

週末まで待って、雨で桜が散っていたというのは、なんとも悲しい春です。
週末まで待たなくとも、桜が満開で天候の良いタイミングで花見に行く。
そういうところから、天候に合わせた生活が根付いて、健康で元気な人が増えればいいなと思います。

化粧品研究者こまっきー

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