化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

疲れている時ほど、動きたくなる。

少し前に、“苛立ちは疲れのサイン”というブログを書きました。

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疲れを疎かにすると体調不良や肌荒れが起こります。
なので、疲れを気にして生活するといいのですが、自分が「疲れているな。」と思った頃には時既に遅しで、何をしても体調を崩したり肌が荒れたりしてしまいます。
とくにやることが色々あって、バタバタした毎日を送っている人は、疲れを気にしようと思っていても目の前のことに頭がいっぱいで疲れのことを忘れてしまいます。
そこで、疲れが起こる前段階を意識してはどうかということで“苛立ち”についてお話しました。

今回は、苛立ち以外の疲れのサインについてお話したいと思います。
僕自身や周りの人のことを見ていて、「疲れているんじゃないか?」と思う言動は苛立ち以外に、“疲れている時ほど、動きたくなる現象”があります。

疲れているのだから、動きを止めて休めば良いのに、疲れている時ほど動きのペースが早くなっています。
これは「早く終わらせてしまって、休もう。」と考えて、ペースが早くなります。
疲れていることや体調が優れないことに気づいているのですが、今は手を止めれる状態ではないので、ササっとやることやってしまおうと考えます。
いつもより体調が良くないのに、いつも以上のペースで動くなんて難しいし余計に疲れてしまうのに、“疲れている時ほど、早く終わらせよう”とテキパキ動きがちになります。

いつもよりテキパキやった分、ちょっと時間の余裕が生まれます。終わったら休めば良いのに、休むためにテキパキやったはずなのに、ちょっと余裕が生まれると、いつもは気にならないところが気になります。
こういう思考の人は気になると、忘れないうちに処理してしまいたくなるので、「これ終わったら休もう。」と考えて、気になったことに取り掛かり始めます。
気づけばいつもと同じ時間、もしくはいつも以上に動いていて、休む時間がなくなってしまいます。疲れているのに、体調が悪いのに、いつもと違うこともしているので、余計に疲れて体調を崩してしまいます。

または、「休もう。」と思ってソファやベッドで寝転ぶと、次々とやらなくてはいけないことを思い出す人もいるでしょう。
「あ、あそこの掃除、そろそろやらな。」とか、「あ、今日のスーパーの広告見てなかった。なんか安いのあったっけ。」と、体調が悪いから横になっているのに、横になる程ならスーパーに行けるはずがないのに、広告を見て、安いものがあれば「どうしようか。」と考えます。
思いつく掃除は本当にちょっとしたことなので、「ちょっと動くだけやから。」と思いついた掃除を始めてしまいます。

疲れて休むということは、毎日のルーティンから外れることになります。
毎日のルーティンから外れると、いつもとは違う視点になり、いつも気づけないことに気づくことができます。

いつもとは違う視点で物事をみることは、新たな発見に繋がります。
その発見が自分の仕事の悩み解決に繋がったり、良いアイデアが思いついたりするので、いつもとは違う視点で物事をみてみることは良いことです。
しかし、疲れている時に気づくこの新たな発見は、ますます自分を体調不良に追いやってしまいます。

ちなみにこれは全部僕の実体験です。
僕の実体験と他の人にも起こっているなと思うことを挙げてみました。
もし、この話と同じような行動に出てしまっている、他の人から「疲れてるんやから、後でいいやん。」と言われたことがあるなら、“疲れている時ほど、動きたくなる現象”で体調不良をおこしてしまっています。

疲れているなら、ペースは落とさなくてはいけません。
ペースを落として、早めに休まなくてはいけません。
仕事であれば、今の状態からキリの良い場所を見つけて、今日はそれでおしまいです。
「今日やる分をササっとやってしまおう!」と考えてはいけません。

テキパキやって余裕が生まれて気づくことがあっても、ゆっくりしてから思いつくことがあっても、それは全て後回しです。
僕は特にゆっくりし始めてから思いつくことが多いので、そんな時はリマインダーに入れておくようにしています。
思いつきや気づきは、「忘れそう。」と思うから「今やってしまおう!」と考えてしまいます。
忘れてもいいように、iPhoneのリマインダーに書いておくことをオススメします。
元気になって余裕ができた時に、そのリマインダーを見返せばいいんです。

体調不良は早めに気づいて休めば、悪化を防ぐことができます。
体調不良は急に起こるのではなく、徐々に悪くなっていきます。
気づいた時にはいつも結構しんどい状態である人は、その前段階の体調不良に気づくことができていません。
なので、どのタイミングで気づくか?は非常に重要なポイントで、気づきが遅くなれば修正が効かずに数日寝込むことになります。
こんなことで使いたくない有給をつかうことになり、休んだ分の仕事が溜まっていきます。

“疲れている時ほど、動きたくなる現象”で体調不良を起こしてしまう人は、ペースを落として、やるべきことのゴールを短くして、思いついたことはリマインダーに入れて後回しにしてみてはいかがでしょう。

化粧品研究者こまっきー

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