化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

体調を崩しやすいこの時期。GWまでの過ごし方。


桜が散り、「春も終わったな〜」なんて思うこの時期。
この時期が春の中で、一番体調の崩しやすい時期なんです。

崩しやすい原因は2つ。
1つは気温です。
ちょっと前までかなり暖かい日が続いていたのですが、急に朝晩寒く夜暖かく。といった気候になっています。
朝、昼、夜で気温が大きく変わるのは身体に大きな負荷がかかります。
ヒトは恒温動物で、体温を一定に保つ動物です。寒い日は体温が逃げていかないように、逆に暖かい日は体温の熱を外に出して、一定に保っています。
冬や夏は同じ調節をするだけですが、春は特に冬と夏の体温調節を交互にやっています。
1日の中で大きく気温が変わると、朝晩は寒いので体温が逃げていかないようにして、日中は汗ばむほど暖かいので熱を外に出しています。

消化や吸収などの普段の働きに加えて、体温調節が忙しくなります。
身体の中を会社で例えるなら、社員の人数は変わらずに、仕事だけ増えた状態です。
それも会社の中枢を担う、体温調節です。
すると体温調節に必要な社員数をそちらに割り当てられるので、普段の働きは社員が少ない分、消化や吸収や疲れを取る力が弱くなります。
指示する脳の部分、社長の方にも「体温調節間に合いません!」「身体が冷えているので、腸が弱まってます!」と色んなところからトラブル発生して、「どうしたらいい・・・」と、てんやわんやです。

そんな中、身体がかなり忙しい状態でも関係なく普段の生活があります。
いつもと変わらず生活していた結果、体調を崩したり、肌が荒れてしまいます。
この時期に下痢などのお腹のトラブルが多いのは朝昼晩の気温差によるものです。

もう1つは乾燥です。
花粉が終わったら、ちょうどタイミングよく黄砂がやってきました。
風が強いからか、花粉よりも黄砂の方が空気中の水分を吸う力が強いのか、黄砂来日とともに、空気がかなり乾燥しています。湿度計を見ると17%と書いてありました。気温か?と勘違いするほど湿度が低いです。
風が強いと肌の水分が失われます。乾燥していると、同じく肌の水分が失われます。
乾燥していると喉がやられます。
それでも、閉めっぱなしは埃が増えて良くないので、朝は窓を開けて、空気を循環させましょう。

そんな体調の崩しやすい時期の対策をそれぞれ2つずつ紹介します。
気温に対しては、服装は重ね着で調節できるものをオススメします。寒いと冷えますし、暑いと軽い夏バテのような症状が出ます。夏バテという暑くて身体に余分な熱があると、身体にポツポツと湿疹が現れます。朝起きたときには暑いのか寒いのか判断できないので、その時の気温に合わせるために、重ね着をして自分で丁度いい服装を選んで下さい。
「ちょっと暑いけど(寒いけど)、まあいっか」と思っているうちに体調を崩してしまいます。
もうひとつは、少しペースを落として下さい。身体がバタバタ忙しい時はこちら側はペースを落として身体と生活の忙しさのバランスを取ります。いつもよりこまめに休憩を取る、1時間に1回は席を立って、伸びをする。休みの日でも2日のうち1日はゆっくり過ごす。などペースを落として疲れないように調節が必要です。
けっして、1日の全ての休憩を1日の終わりにしてはいけません。
休憩はこまめにちょっとずつ、です。

乾燥に対しては、温かい飲み物をこまめに飲むことです。乾燥や黄砂で喉がやられるとそのまま風邪に繋がってしまいます。よくお茶はダメだと言いますが、間違いです。お茶の利尿作用は不要なものを出す作用です。そしてお茶にはミネラルやビタミン、ポリフェノールなど栄養は豊富ですので、水よりもお茶をオススメします。できれば、家でやかんで沸かしてほしいものです。僕が毎日飲んでるちゃんとしたプーアル茶でも2L分63円で飲めますから、ペットボトルよりも安くて美味しくて健康的です。
番茶でも緑茶でも紅茶でもいいです。お茶をオススメします。
もうひとつはスキンケアです。風が強く、乾燥による水分ケアにはグッと浸透する化粧水が、そしてその水分が飛んでいかないように保湿するオイルが必要です。
化粧品こまっきーのスキンケアは美容液レベルの化粧水と、美容オイルです。
トライアルセットがあるので、よかったらお試しください。

GWまで後1週間です。
その頃には気候も落ち着いているでしょうし、外出日和になると思うので、そのときに体調を崩さないように、肌が荒れないように、4つの対策をしてみてください。

化粧品研究者こまっきー

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