化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

自分の軸を作るために、やめるべき口癖。


“自分の軸を考える”という記事で自分に軸があると世間に振り回させなず、ストレスフリーな生活が出来るという話をしました。

 

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また、“疑問を無かったことに、してはいけない”という記事では、疑問の大切さの話をしました。

 

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今回は、自分の軸の見つけ方がわからない方へ、まずはこれに注意してほしいことがあります。
それは、やめるべき口癖です。
例えば美味しいごはんを食べた後、「ああ、明日からダイエットしないと」というやつです。
美味しいごはんを食べた後、「ああ、美味しかった」という気持ちで満たされています。いわゆる、満足感です。その満足感に長ーい間浸れれば浸れれるほど、幸せが増えていくのに、「明日からダイエットしよ」と一言呟くだけで満足感が薄れてしまいます。
自分で幸せを消してしまっています。

先日、奮発してランチに美味しいとんかつを食べました。幻豚という長野県産ブランド豚のロースカツです。試料にさつまいもを与えることにより、脂に甘みが・・・という豚肉なのですが、ソースで食べるのは勿体なく、豚肉に塩ちょっとつけて食べるのが一番合う豚カツでした。美味しい肉は塩が一番説は豚肉でも同じみたいです。
あまりの美味しさに満足感で満たされた後、夕方になってもお腹が空きませんでした。
まだ、幻豚に満たされていたんです。
その日は夜まで幻豚の幻、幸せに満たされていました。

「明日からダイエットしよ」
自分自身はそんな発言をせずに満足感に浸っていたいはずです。それなのになぜそんな発言をしてしまうのか。なぜ満足感、幸せ真っ最中に自分で水を差してしまうのか。
ここが問題なのです。

これは、一般的にみんなが言っているであろう言葉を条件反射で口にしてしまっているからです。学校でみんなと話をあわせないとグループからはみ出てしまう、自分は反対でも賛成のフリしないと嫌われてしまう、思春期の頃からそういった空間で育った結果、いつの間に自分の感覚よりも一般的な意見を口に出してしまうようになりました。

最近、ChatGPTが盛り上がっています。aiの発達は凄いものです。もう、aiとほとんどの人は変わりない、同じだという意見があります。世間の情報の中から言葉を選ぶ、ある意味一般論を話すChatGPTと、自分の感情よりも一般論を反射的に口にしてしまう人は同じだということです。
人はいつの間にかai、ロボットのように一般論優先になっているのです。

大学に入ると、女性は流石にメイクのひとつやふたつ、するもんでしょう。という一般論があります。大学に入っても、メイクせず、お洒落にも無関心で、自分の好きなことに没頭している人を、ほとんどの人が“変な人”と見るでしょう。
ですが、そのほうが本来の素直な感覚なのです。
自分の軸がある人です。

「可愛くなりたい」「キレイになりたい」という口癖も同じくです。
「モテたい」と考えることも含まれるかもしれません。
男性であれば、「カッコよくなりたい」と思うこともです。
中学2年の1年間、「モテたい」と思って、サッカー部とか野球部が集まるイケイケの陽キャラの人たちのグループに属しました。そのグループに属した結果、同級生や下級生の女子からメールアドレスを交換してもらえるようになりました。夜は女子といっぱいメールして、日中にイケイケの男子とイケてる談義をしました。しかし、1年間の途中でしんどくなりました。「話に全くついていけない」、「今の話、何が面白んかわからへん」の連続で、とりあえず話合わせて無理に笑ってる自分にしんどくなったのです。
そこで気づきました。こういう居場所は自分には合わないこと、自分の感情を抑えることはシンドいこと、「モテたい」ではなく「好きな人に好きになってもらいたい」なのだと。

「可愛くなりたい」や「キレイになりたい」、「カッコよくなりたい」というのも「モテたい」と同じく大まかな感覚です。もう少しその感情に踏み込んで見れば、具体的な自分の気持ちに気づけるはずです。僕みたいに実際に行動してみて感じてみるのは一番速いです。
そこで感じてほしいのは、自分の感情を無理に押し込んでいるなら、向いてない、方法性が間違っているということです。

どう自分が可愛くなりたいのか?一般論をやってみたけど、なんか違う。自分が思う可愛いはなんだろう。と試してみて、自分に合っているのか考えてみる。それは一般的なメイクかもしれませんし、笑顔かもしれません。またはめっちゃ集中して絵を書いている自分だったり、バンドをやっている自分かもしれません。
決して、一般論だから間違いない。と決めつけないことが大切です。
やってみて、何を感じているのか、自分の感情を覗いてるみることです。

だからこそ、一般的に言われている「可愛くなりたい」などの大まかな発言には注意なのです。その発言はいつまでもふわふわと彷徨っている、答えのないものです。それが口癖になったとき、自分の軸はいつまでも見つけられません。

そして色々考えてみたとき、可愛いやキレイ、かっこいいは周りが感じるものであって、自分が目指すところではないことに気づくはずです。
自分の好きなことに没頭しているその様が可愛く、かっこよく見える。
見た目イマイチなのに、部活動している男子の姿がカッコよく見えたことがあるならば、「可愛いとはなにか」について、あなたはもうすでに気づいているはずです。

人に話をあわせる必要がある時もあるでしょう。
何が何でも自分の意見を発言しないと、自分の軸は作れないわけではありません。
話をあわせたとき、自分が話を合わせていることを忘れてはいけません。
話を合わせることに慣れてはいけません。
みんなと同じセリフが、一般論が口癖になってしまっていることに気づく。
気づけない場合、とりあえずは、
「痩せたい」と「キレイになりたい」からやめてみてはいかがでしょうか。

一般的な口癖をやめれば、自分の感情が前に出て、自分の軸が作られていくでしょう。

化粧品研究者こまっきー

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