化粧品研究開発者こまっきーの語り部屋

化粧品研究職であるこまっきーが研究者目線で化粧品や美容について語ります。

ファンデーションはこんな配合量で出来ている。〜パウダー編〜

こんにちは。

化粧品研究者のこまっきーです。

 

過去2回で、白くなる原因とその他のファンデーション成分の大まかな話をしました。

 ↓白くなる原因の話。

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 ↓大まかな成分の話。

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今回と次回の2回に分けて、ファンデーションの剤型の種類と大まかな成分の配合量についてお話したいと思います。

 

化粧品はややこしいことの一つに、名前と剤型が必ずしも一致しないことがあります。

パウダーファンデーションは粉タイプとプレストされたタイプがあり、

研究所では、ルースパウダーのような容器に入ったファンデーションはパウダーファンデーションと呼び、パウダーファンデーションとググると出てくるファンデーションをプレストファンデーションと呼んでいます。ルースパウダーのようなファンデーションなのでパウダーファンデーション、それを金皿にギュッと押して固めるのでプレストファンデーションと呼んだほうがわかりやすいと思うのですが・・・世間は違うようです。ここでは

ルースパウダー容器のファンデーション:粉タイプ

ググルと出てくるファンデーション:プレストタイプ

と呼ぶことにします。

 

 

・パウダーファンデーション(粉タイプ)

粉タイプのファンデーションはルースパウダーにカバー力をつけたファンデーションです。そのため、仕上げに使うルースパウダーよりも色が濃く、カバー力があります。カバー力の成分である“酸化チタン”がルースパウダーよりも多く入っているため、キシキシした使用感になります。

ちなみに色が濃いのは、“酸化チタン”を入れているので、“白浮き”をなくすために“酸化鉄”を多く入れているため、見た目の色が濃くなります。

「パウダーファンデーション(粉タイプ)はこれ1本でいける」という便利さがある反面、ほとんど粉100%のファンデーションなので、汗や皮脂を吸い、乾燥しやすいファンデーションでもあります。また、粉を直接つけるので化粧時にニキビのふもと付近やシワの部分に粉が溜まりやすく、ムラになる傾向があります。
確かにオイルが入っていないので、化粧崩れは起こりにくいかもしれませんが、仕上がりや乾燥は起こりやすく、ファンデーションは一部分に密集したようなヨレは起こりやすいです。

 

・パウダーファンデーション(プレストタイプ)

プレストタイプのファンデーションは粉が80〜90%、オイルが10〜20%で粉タイプにオイルを混ぜて、固めれるようにしたファンデーションです。パウダーファンデーションでオイルインを謳うところがありますが、オイルは元々入っています。
粉タイプに比べてオイルが多少入っていますが、保湿にはほとんど関係なく、乾燥しやすいファンデーションです。また、粉を直接つけるので化粧時にニキビのふもと付近やシワの部分に粉が溜まりやすく、ムラになる傾向があります。
しかし、粉タイプと同様に「これ一本でいける」ことから日本では人気があります。

プレストタイプのファンデーションを使うのは日本人が1番多いです。海外ではリキッドファンデーションやクリームファンデーションを使用する人が多く、プレストタイプはルースパウダーのプレストタイプを使用する人が多いです。

 

(次回、リキッドファンデーションやクリームファンデーションのお話です。)

 

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こまっきー

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