化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

なぜ“整える”なのか。


化粧品こまっきーのコンセプトは“必要なものだけを。シンプルに、濃厚に。”
既存のアイテム数の先入観にとらわれず、研究者目線で「必要な成分を、どういった剤型で、何アイテムにすると良いか」を考えて商品化している。
試行錯誤の結果、スキンケアはウォーターとオイルの2アイテム、ヘアケアはシャンプーとトリートメント、ヘアミルクの3アイテム、ベースメイクは1アイテムとなった。
シンプルにするためにアイテム数を減らすのではなく、必要な成分が先で、シンプルが後なので、ヘアケアは洗い流さないトリートメントは必ず必要だと考え、アイテム数が特に減らず、3アイテムになっている。

この考えはベースメイクを含むケア商品に対しての考えで、ポイントメイクは別だ。むしろ、ケア化粧品を必要以上に持たず、時間をかけないことで、ポイントメイクにかけるお金と時間を増やしてもらえたらいいなという気持ちも含まれている。

化粧品の楽しいところは、ポイントメイクやヘアセットだ。
ケア商品はあくまでケア。そして、肌や髪の毛は気にすれば気にするほど、悪くなりがちだ。気にしてしまうと神経質になり、そのストレスが悪影響を及ぼすからか、あんまり気にかけないくらいの方が肌はキレイだ

なので、できるだけアイテム数を減らし、1つのアイテムの使用時間を減らし、ケアの時間を長くかからないようにしている。
土台である肌や髪の毛がキレイであったほうが、ポイントメイクやヘアセットが楽しめる。別にメイクしてないときでも、キレイな方がいいし、肌のトラブルというのは男女関わらず、嫌なものだ。
そのためにもケアすることは大切で、化粧品こまっきーはそのケアを“整える”ことにしている。

例えば、スキンケアには色んな用途がある。ニキビケア、毛穴ケア、シワやシミのケアなど、沢山ある。学生の頃、ニキビケア用品を買い、朝晩の洗顔にさっぱり系のスキンケアをしたところ、使い続けると、肌がカサカサしてニキビとは違う肌トラブルになった。ニキビの部分と肌全体の状態は違うので、全体でニキビケアすると、ニキビ以下の部分はカサカサしてしまったのだろう。
今では、ニキビケアも保湿が大切という発信は多くなったが、少し前は「皮脂が原因なので、洗って、さっぱりさせましょう。」だったのだ。

つまり、ニキビでも乾燥肌でも、ゴシゴシ洗わずに、しっかり保湿。毛穴ケアも洗いすぎで黒ずみが気になってしまうことが多々あるし、保湿で肌がふっくらすることでシワが減る。キメが整い、シワが減ったことで、肌の溝が浅くなるので、きれいに光を反射して、肌は明るく見える。結果的に、美白のように肌を明るく見せることに繋がる。

僕にはこれが全て繋がっているように見える。
ニキビがないから、肌は明るく見える。
乾燥していないから、キメやシワが改善される。
乾燥していないから、肌のオイルバランスが整っているので、毛穴がキレイ。
キメなどの溝や毛穴の黒ずみが少ないので、肌は明るく見える。

だったらスキンケアでやることはなにか。
“整える”ことだ。
肌を整えて、乾燥肌にも、ニキビ肌にも、かたよらない。
仕事場の空調や日々の忙しさで、不安定になってしまう肌を“整え”て、肌トラブルを防ぐことが、乾燥、ニキビ、毛穴、シワ、シミ、美白、など色んな肌トラブルのケアに繋がると考えている。

ヘアケアも同じで、毎日髪の毛に必要な成分を補い続けることで、UVやヘアカラー、ドライヤーなどからのダメージを極力抑えて、キレイな髪の毛が続くようにしている。
肌と違ってターンオーバーがないので、ある程度時期が来れば傷んでしまうけれど、毎日補うことで、今まで以上にキレイな髪の毛が、長く続いてくれることに気づいてもらえるだろう。

身体の外から出来る化粧品のケアの役割は何か。
“整える”とは何か。
何が必要か。

“整える”ために必要な成分を、気にしすぎないようなアイテム数で出来た化粧品こまっきーのコスメを是非この不安定になりやすい春に試して、実感してほしい。

化粧品研究者こまっきー

P.S.初めての方にはトライアルセットがあります。

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www.komacky.com