化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

何でストレス発散しているか。

自分が何でストレス発散しているか、知っていますか?
ストレス発散は、ストレス発散方法と調べて出てくるようなことをすればいい訳ではありません。
身体を動かすとか、映画を観るとか、ストレッチするとか、リラックスアイテムを使うとか色々書いてありますが、書いてあることを実践してもストレスは発散出来ないでしょう。
ストレスを発散するには、好きなことをする。ただそれだけでいいんです。

好きなこと、というと趣味を思いつくかもしれません。
学生の頃からテニスをしていた人は週末にテニスをすることがストレス発散になっているでしょう。これはストレス発散方法を調べて、身体を動かすと良いと書いてあるからテニスを再び始めたわけではなく、テニスが好きでやりたいから社会人になってもテニスをしているはずです。

ゲームが好きな人は週末はゲームばかりやっているでしょう。流石にストレス発散方法にゲームをすることとは書いてないと思いますが、このようにストレス発散方法は調べて見つけるものではなく、自分の好きなことをするだけでいいのです。

テニスやゲーム、ゲームは平日でも出来るかもしれませんが、週末にガッツリ出来るゲームと平日のゲームはまた別物であると考えると、これらの趣味は休日用です。
これでは、休日にまとめてストレスを発散することになってしまいます。
寝だめががあまり効果を見出さないように、溜めて一気にストレス発散するのは効果がイマイチです。
やはり平日でも休日ほどではないにしても、ストレス発散は必要です。
つまり、自分の好きなことをするタイミングが必要です。

このとき、平日も休日と同じように趣味をする時間を作ろうとすると、上手くいきません。
仕事終わりに趣味をしようとすると、仕事の時間が長引けば趣味をする時間が減り、趣味が出来ないことにストレスを感じて、余計にストレスが溜まります。

自分の好きなことは、趣味と言われるものだけではないです。
毎日の生活のどこかに好きな時間があるはずです。
例えば僕は、15時のおやつの時間が好きで、大切にしています。
研究所で働いていたときでも、15時になると「そろそろおやつの時間やな。」とキリの良いところで手を止めて、おやつの時間にしていました。10分15分の休憩時間ですが、一旦研究から離れることで、頭が整理されて行き詰まっていた研究に解決の糸口が見つかることがあります。
そうでなくても、研究をしているときは立ち仕事で頭を使っていますので、糖分を摂取してホッと一息つくと、頭がスッキリします。
おやつを持っていくのを忘れると、糖分摂取出来ずに休憩をしてもなんだか回復した感覚がありませんでした。
なので「おやつ無いし、休憩はいいや。」と15時に休憩をせずにいると、仕事終わりにどっと疲れが押し寄せました。
仕事の疲れは仕事が終わるまで溜め続けるのではなく、仕事中のどこかで発散することが大事であることに気づきました。
よく言われている、こまめな休憩というやつです。

子供の頃からおやつが好きでしたが、子供の頃はおやつは身体に悪いとされていたので、毎日おやつを食べる習慣はありませんでした。家にクッキーやチョコレートが常にありませんでしたし、お小遣いで毎日のおやつを買ってしまえば、友達と遊びにいくときのお小遣いが無くなってしまいます。なのでおやつは、たまに母が買ってきてくれた時だけでした。

「大人になったら、毎日おやつの時間を作ろう。」と思っていたことと、高校生の頃から紅茶に興味を持ち、社会人になってコーヒーも好きになったことで、毎日のおやつの時間はいつの間にか趣味のようになりました。

大人になって、最初は毎日たくさん食べていたおやつも、毎日食べていると満足感が持続されるのか、徐々に減っていきました。クッキー4枚にチョコーレートであったり,ドーナツ2個にチョコレートを食べていたのが、最近はクッキー3,4枚かドーナツ1個で満足するようになりました。

大好きなチョコレートを毎日食べたいと思わなくなったのは、自分の中では驚きの変化です。
今でも食べたくなるときはあります。毎日食べていたときは、金銭的に毎日食べれるように板チョコを横1列ずつ食べるということをしていましたが、たまに食べるくらいなら美味しいチョコレートを買うことが出来ます。
好きなおやつの時間を毎日設けることで、たくさん食べる事がなくなり、たまに美味しいチョコレートが買えるようになりました。
これは寝だめはあまり効果がなく、毎日ちゃんと睡眠を取ることが大切であることと共通していると思います。

このように毎日のちょっとした時間の中で好きなことが出来る時間があると思います。
自分の中で好きな時間があると思います。
それを我慢してしまうと、バカ食いをしてしまったり、悪い方向に進みます。
僕のおやつの時間のように、「大人になったらおやつの時間毎日欲しい!」と思って、実行に移した当初は沢山おやつを食べていましたが、ある程度満足すれば、毎日のおやつの量は減っていきました。
好きな時間が毎日ちゃんとあれば、ちょっとずつ量は減っていきます。
僕はこの方がストレス発散にも、健康にも良いと思います。

なのでラーメンが好きやけど、健康の為に毎日のランチで我慢しているのであれば、気が済むまで毎日ラーメン屋に通ってみてはいかがでしょう。
我慢して定食屋さんに入り、魚焼き定食を食べていると、余計にストレスが溜まります。
食べることが好きでラーメンが好きなら、毎日のストレス発散方法はランチにラーメンを食べることでしょう。仕事の合間であるランチにラーメンを食べれば、午前中の仕事のストレスを発散することが出来ます。
それも毎日続けていれば、「今日は魚焼き定食が食べたいな。」と思うようになります。
そう思って魚焼き定食を食べれば、ラーメンを我慢していたときよりも、何倍も美味しく魚焼き定食を食べることが出来るでしょう。すると魚焼き定食でもストレス発散が出来るようになります。

ストレス発散といえば、週末の趣味を考えてしまいます。
ストレス発散とは、何かをすることであるという先入観があります。
日常では出来ない、特別なことがストレス発散であると、そう考えている人は多いのではないでしょうか。

それではストレスは溜まる一方です。
ストレスは日々当たり前のように溜まるものですから、日々の日常で好きなことをして発散する必要があります。
その好きなことはわざわざ時間を設けなくても、日常に好きな時間はあるはずです。
健康を意識してランチにヘルシーなものを食べるように、日常の好きな時間を我慢している人は多いでしょう。
好きなことを我慢すればストレスが溜まります。
ストレスが溜まれば健康にも影響が出ます。
健康を意識しても、ストレスが溜まれば不健康になります。
だったら、我慢せずにランチくらい好きな食べ物を食べていいじゃないですか。

好きなラーメンも毎日食べ続けていれば、どこかでヘルシーを求めるようになります。するとヘルシーも好きになります。好きの幅が広がります。
午前中、仕事頑張ったんですから、ランチに好きなものを食べれば少なくとも我慢したランチよりは「午後も頑張ろう。」という気持ちになれるでしょう。

休日をストレス発散に使ってしまうと、仕事の延長線のような時間になってしまいます。
自然と好きなことをしているならいいのですが、「やっと休日や!ストレス発散しよ!」という気持ちでは、休日は仕事の延長線上となってしまうでしょう。
ストレスの発散は特別なことではなく、日常の生活の中にある好きな時間も使うことが出来ますので、日々の好きな時間に仕事のストレスは発散して、休日は休日で趣味を楽しめる時間にしていきましょう。

化粧品研究者こまっきー

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